完全保存版、本場モロッコの塩レモン

SHIGETAのショウルームの内装建築を手がけてくれたMargueriteは、実はフェアトレードの監査の仕事もやっていて、世界中を飛び回っています。

ある日、彼女の家で「普通に茹でた」だけのはずのコーラルレンズ豆があまりにも美味しくって、その秘密を聞いてみたら、自宅で作ったレモンコンフィを入れて茹でていました。

とっても美味しかったのですが、それもそのはず、モロッコに仕事で行った時に地元のおばちゃんに作り方を聞いてきたという、本場直伝のレシピだというのです。

このレシピを聞いてから、あまりにも万能なのでうちでも常備保存メンバーとなりました。

夏の暑い日、たくさんお水は飲みますが、意外と忘れがちなのがミネラル分。このミネラル量が低下すると疲れや夏バテの原因にも。

ですから、良質な塩分を適度にとることはとても大切です。

そこで、美味しく塩を取るために、この夏に大活用できそうな塩レモンレシピをご紹介します。

必要なものは、レモン、塩、オリーブオイルと水だけ。レオンは皮を使うのでなるべくオーガニック、有機を選びましょう。

作り方


  1. レモン丸ごとを湧いたお湯の中に入れて15分。
  2. レモンを取り出したら、少し冷えるのを待って、縦に4つ切りに切り込みをいれる。最後まで切ってしまわないように注意。
  3. 密閉できる瓶を用意し、その中にレモンを入れ、レモンが隠れるまで塩を入れる。切り込みのなかまでしっかり塩を入れる。
  4. 水を少し入れます。そしてその水が蒸発しないように、オリーブオイルを瓶の3cmほどの厚みになるまでいれます。
  5. そのままふたをして、置くこと3週間。

塩レモンの画像

このレモンを毎回お料理に使う分だけ切っていきます。

魚料理も肉料理にも、穀類、そして野菜の煮込みともとても相性がいいので、本当に便利に使うことができます。

うちでは、豆やキヌアなどの穀類を茹でる時によく使いますが、パプリカパウダーやシナモン、ターメリックを一緒によく使います。

レンズ豆(緑、コーラル)には上記のスパイスに、さらに生姜をひとかけ入れて茹でるという、Margurite式のシンプルなのに、突然ステップアップしたように感じる調理法がとってもお気に入りです。この豆を夏野菜のラタトゥイユの付け合わせにしたらもう完璧です!

Bon appétit! 

CHICO SHIGETA