SHIGETAのシャンプーのこだわり

みなさん、こんにちは。日本は梅雨入りしたそうですね。

ぐっと湿度が高まると、髪のうねりだけではなく、 頭皮の臭いも気になるところですよね。

健康的な髪を育てるには、頭皮のケアが不可欠。今回は、頭皮と髪についてお話します。

髪の毛は、体の中の状態をとてもよく表します。

70代現役美容師の私の母は、私が子供の頃から、サロンにやってくるお客さんの髪を見て「ねえ、2ヶ月前に何かあった?」などと質問していました。

すると、お客さんから、「仕事を変えた」とか「引越しをして」といった答えが返ってきていて…

髪のクセが強くなったり、白髪が増えたりしたお客様の髪の変化を見て、母は何かしら生活環境に変化があったことを察知していたんです。

やはりビューティーフロムインサイド。 美は内側からやってくるのです。

肌が体内の不要なものを外に排出する大きな内臓器官であるように、一枚の皮でつながった頭皮も毛穴から不要なものを排出しています。

だからこそ頭皮を綺麗に保つことがとても大切なのですが、洗浄力の強い界面活性剤で洗うと、頭皮は乾燥しやすくなります。(肌と同じです!)

石油由来の合成界面活性剤は、少量でも泡立ちがいいのがポイントですが、その製造過程や、排水溝に流れてから土に還るかどうか、という生分解性に関しても個人的には気になるところ。

また、「泡立ちがいい」=「ちゃんと洗えている」的な感覚を起こすので、ここもちょっとしたトラップ。

現在の私たちの泡立ち基準が、石油系に慣れているため、オーガニック、ナチュラル(ナチュラルでも石油合成界面活性剤を使っているものもあります)のシャンプー剤に使われている界面活性剤では、泡立ちに満足できず、皆が泡立って使いやすいと感じるために、界面活性剤を実はたくさん入れていることが多いのです。

ナチュラル、オーガニックのシャンプーを使うと髪がきしむ、ごわつくと感じている人は、その多く配合された植物性界面活性剤によって頭皮や髪が乾燥していることが多いのだと思います。

私のように、髪が硬く量が多い人には、髪が全くまとまらないヘアケア製品のように感じてしまい、頭皮が乾燥している人には、頭皮のトラブルが起こりやすいヘアケア製品のように感じてしまうわけです。

どちらにしても「なんだ、やっぱりシリコンの方がトラブルもないし、使いやすいじゃん」 という結論を導き出されやすくなってしまいます。

そこで私は、頭皮の保湿と洗浄のバランスが取れて、かつ使えば使うほど髪が良くなるヘアケア製品を作ろう!!と考え、スタートしたのがSHIGETAのヘアケアプロジェクト。

植物性の界面活性剤の配合は最小限にとどめ、泡の起爆剤を入れることで泡立ちを良くさせる。

そしてシリコン(鉱物油)は毛穴を塞ぐ(特に頭皮の毛穴の匂いを気にする人は要注意)ので、シリコンの代わりに良質の植物油で、髪のケア、 また頭皮の保湿をしてくれるものを選ぶことがポイントです。

サラッ、ツルッというシリコンを使って仕上げた髪のタッチに慣れている人でも、SHIGETAのヘアケアを使ってもらえるように、植物性でシリコンタッチを可能にするブロッコリーの種のオイルを使っています。

また、良質のアルガンオイル、シアバターなどの植物油をふんだんに使っています。

そのため、トリートメントインバスでもアウトバスでも問わず使えますし、もちろん頭皮が乾燥している時には、頭皮にすり込んでつけていただきたいくらいです。(一般的なトリートメントは、頭皮にはつけないで下さいという注意書きがあります)

入っている成分の話はともかく、ヘアケア製品にとって重要なのは、「それで、髪はまとまるワケ?」ここに尽きると思います。

安心してください、この私の髪でさえちゃんとまとまるんですよ!表面的なツルッ、サラッ、柔らかい、とは全く異なり、髪の中からしなやかになる。

だからまとまる。また、髪のコシがなくなるわけではなく、髪一本一本が健康になるのです。

私も随分長い間シャンプージプシーでしたが、そんなジプシー生活ももう終了です。

湿度が高く、髪がまとまりにくい時期にお勧めの、トリートメント成分をきちんと髪に閉じ込めるちょっとしたTipsをご紹介します。

シャンプーをした後、トリートメントを髪全体につけたら、毛の根元から毛先に向かってなんども指で髪をしごきます。

10回くらい行うと、髪のテクスチャがツルッとします。髪の表面のキューティクルの流れが整うと感触が変わるため、これを行うだけで、トリートメントの効果が高まり、ブローしやすくなりますよー!

また私のように、髪の量が多めの方は(特に湿気の多いこの時期に)ミントの精油が入ったフレッシュスピリットのシャンプーを使ってみてください。

頭皮をスッキリと洗い上げることができますよ!私のこだわりヘアケア製品をまだお試しになったことのない方は、ぜひ!

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