1年のはじまりに思う、人間の体の未来

みなさんこんにちは!2019年はどんな気持ちで、どんなスタートを切りましたか?

今年も皆様にとって、 飛び上がるくらいのうれしい出来事に溢れた一年でありますようにお祈りしております!

私は、11月のダイアリーにも書いていたヘルスリゾートのChiva-Som(チバソム)から、「どうしても」と再度お呼びがかかました。

ホテルは年末年始がないため、年末は12月31日まで、年始は1月1日からフェイシャルトリートメントを行っていました。

ホテルのデコレーションはもちろんニューイヤーの祝祭ムードに溢れていましたが、生まれて初めて年末年始を心に感じない年越し。

そんな心に区切りを作ることが少しだけ難しかった状況の中で、 2019年はやっぱりこれだ!と感じたことがありました。

チバソムで様々な健康のスペシャリスト達と出会って、改めて人間の「気」の流れの本質とその大切さを感じました。

私は指圧で経絡の流れを学び、「気」と「経絡」のことをヨーロッパの人たちに話す際、”経絡は家の電気の配線のようなもので、そこに電流が通る、 これが「気」なのです。”と説明して来ました。

だから電気の配線が滞っていると、家の各部屋に電気がつかない、人間の体で言うならば、体の各場所に「気」が届かなければちゃんと機能しないのです。

この事実が今は量子力学を持って、科学的に証明されるようになってきました。

人間の細胞もマクロにどんどん見ていけば、原子核と電子でできているのですから、電気を帯びていないわけがない気がしてきます。

となると、電波(波動)を発していることだって自然です。

先人は、そんなことを科学的に証明されなくても、当然「気」が全てだとわかっていた。

私は年末年始、呉式太極拳を毎日練習して、 そのあとに体に通る気の流れを感じながら、 人間は進歩したつもりでいるけれど、先人はとっくにそんなことわかっていたから、こういう計算し尽くされた動きを作ることができたのだろう、と人間の浅はかささえも感じています。

だから、大切なのはやっぱり「気」なのです。

病も気からと日本語で言うように、「気」だけでどれだけ自分のチューニングができるかは、太極拳の体験だけでも十分すぎるくらい感じました。

どれだけ自分の存在を、自分にとって心地よく、かつ前進させてくれる「気」で包むか。それは、人でもあり、物でもあり、行動でもあり。。。そんなことを深く考えさせられた、この年の変わり目でした。

文化の進歩と人類の本質。ものすごく大きなテーマのようでいて、でも私たちの目の前にあってすぐできることは、毎日自分が幸せで、周りも(人も環境も)幸せに暮らすこと、という基本のきに尽きるのかもしれないですね。

2019年もどうぞよろしくお願いいたします!

CHICO SHIGETA